CPATFreeとは

CPATFreeは、電力系統解析用の実効値解析ソフトウェアパッケージであり、日本の一般送配電事業者において長年使用されてきた標準的な解析ツールCPATの無償版です。

その特徴として、電力系統解析で使用頻度の高い潮流計算、過渡安定度解析、定態安定度解析、短絡容量解析、故障計算を実行でき、直感的に操作可能なグラフィカルユーザーインターフェイス(GUI)を備えています。

電力系統解析において重要となる発電機、直流系統、パワエレ機器の制御系の標準モデルを実装しているほか、制御ブロック要素を組み合わせることでユーザー定義モデルも扱うことが可能です。


CPATFreeの各種機能、解析モデルの概要、動作環境については、以下のパンフレット(PDF)をご参照ください。
CPATFreeパンフレット

Release Note

CPATFreeは、各種機能やモデルの追加・改良、不具合の修正などを行っています。バージョンは、以下に示すリリースノートをご参照ください。

R07 (2025年10月以降)

R07 1.0 - リリース:(2025年10月)

CPATFree R07 1.0バージョンでは以下のプログラムをバージョンアップしています。
詳細はリリースノート(pdf)をご参照ください。
(1)潮流計算プログラム (L法)
(2)電力系統動特性安定度解析プログラム (Y法)
(3)電力系統定態安定度解析プログラム (S法)
(4)短絡容量計算プログラム (T法)
(5)多併架故障計算プログラム (F法)
(6)CPAT-GUI
CPATFreeに関するお問い合わせについて

CPATFreeにつきましては、利用者様のご判断にてご使用いただくものとし、当所では個別のご質問・技術的なお問い合わせには対応いたしかねます。

あらかじめご了承くださいますよう、お願い申し上げます。

このサイトについて

このサイトは、電力中央研究所が開発した「電力系統統合解析ツールCPAT®」のユーザを対象としたサポートのためのページとなります。

※ 「CPAT」は、電力中央研究所の登録商標です。(登録番号:第4843036号)

※ 「CPATFree」は、電力中央研究所の登録商標です。(登録番号:第5803802号)